不動産投資信託の税金の利益を利回り

投資の利益と利回り

不動産投資から得られる利益①

一般的に不動産の価値は、需給のバランスで価格が決定します。不動産に限りませんが、不動産には定価というものが存在していません。では、不動産の価値・価格を決定する要因はどのようなものでしょうか。
不動産投資から得られる利益は、大きく分けて２つあります。

１つ目は、売買利益です。買ったときよりも不動産の価値が上がっていれば高く売ることが出来るので、利益が発生します。

2つ目は、家賃です。家賃に関しては、バブル崩壊以降、不動産の価値が急激に下がりましたが、利回りという点では、株式投資よりも利回りがいいので、価格も上昇傾向にあります。

不動産投資は、長期的に安定して収入を確保できる点やインフレに強い点が評価されていて、資産運用の一部に組み込む人が増えてきています。

バブル崩壊以降、値上がり益は日本では期待出来ないので、不動産から得られる家賃などを目的にしている人が多いようです。

不動産投資から得られる利益②

不動産投資においては一般的に、取引事例比較法で不動産の価値を決定するのですが、不動産の証券化である不動産投資信託の価格は収益還元法という方式で決められているのがほとんどです。

収益還元法は、不動産の価値を客観的に判断する事が出来て、その不動産がどれぐらいの収益を上げる事が出来るのかに注目する手法になります。

この方法で資産価値を算出した場合、その数字と不動産投資の市場での価値を比べ、現在の価格が割安か割高かを判断する事が出来ます、その結果により、投資するかどうかの判断基準になるので、頭に入れておくと良いでしょう。

ただ、不動産投資にしても、株式投資と同じようにひとつの指標だけにこだわるのではなく、いろいろな指標を見ることで総合的に判断するといいでしょう。

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最終更新日:2023/1/4